リトモス47のクールダウンの歌手がドナルド・トランプに抵抗

「RISEUP AS ONE (一つになって立ち上がろう)コンサート in サンディエゴ」

ドナルド・トランプの話ですが、リトモスの歌手の話に繋がっています。

アメリカの大統領選挙で、ドナルド・トランプ候補が、メキシコ人は麻薬の売人ばかりと発言したり、ラテン系のミスユニバースの女性をミス家政婦と呼んだり、アメリカとメキシコの国境地帯に壁を建設すると言ったり。他にも数え切れないほどの暴言がありますよね。アメリカ国内の中南米系の住民の多くがこの状況に不満を持っていると伝えられています。

10月15日、アメリカとメキシコの国境の町、サンディエゴで、中南米系アメリカ人の結束を呼びかけるコンサートが開かれました。

憎しみや人種差別をなくそう
大統領選挙ではラティーノの力を見せてやろう
国境には壁を巡らすのではなく橋を架けよう

そんなメッセージが込められたコンサートでした。中南米系の歌手がたくさん出演するということで、リトモスの曲がかかったかな、と思って調べてみました。3時間以上のコンサートなので、全部はまだ見られていないので、リトモスの曲は確認できませんでしたが、リトモスの曲を歌った歌手は一人、出演していました。コロンビアのカルロス・ビベス(Carlos Vives)です。RM47-11のクールダウン、Nota de Amor(愛の音)を歌った一人です。

RM47-11の原曲はこれです。


RISEUP AS ONE コンサートでの彼のパフォーマンスはこちら。リトモスのあの美しい曲を歌っていた歌手が、メッセージを送ろうとしているんだなと思うと、説得力を感じます。

1曲目 Volví a Nacer この曲はズンバに出てきました。
歌詞の和訳はここ。
http://tresmarias.blog.jp/archives/8547267.html


2曲目 La Tierra del Olvido 1995年の曲。
歌詞と英訳。
http://lyricstranslate.com/en/la-tierra-del-olvido-land-forgetfulness.html

なお、このコンサート、アメリカの携帯電話事業者、スプリントが資金提供しています。スプリントは日本のソフトバンクが買収した会社です。ソフトバンクの孫正義さんの出自から共感を寄せられたのかな、と想像しています。

コンサートの全編の動画はこちら、3時間あります。観ながら寝てしまうと翌朝、モバイル機器の電池がゼロになってますので、気をつけてください。経験者談(笑)。灰色の画面で、みられなそうな感じですが、18年8月現在は見れていますよ。


なお、カルロス・ビベス、Tシャツを着ていますが、ちゃっかり、シャキーラとのデュエット曲"La Bicicleta¨(自転車)を宣伝してますね。まあ、コンサートは入場無料だったようですから、OKなのかな。7月リリースの曲です。


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