コロナで花火大会がほとんどない。寂しいものですね。浴衣の美しい女性たちを見られないのも残念。そんな2021年のお盆。リトモス68、5曲目のディスコの曲「Magic」を聞いていたら、花火のような、闇夜の幻想的な光の描写があったので、この曲を楽しんで、花火の代償にしようか、と思いました。
歌い出しの歌詞が、こんな感じ。
I feel like anything could happen (どんなことだって、起こりそうな気がするの)
The stars look different tonight(今夜は星たちが違って見える)
They're glowing all around me(星たちがみんな私の周りで煌めいているわ)
It's flowing through my body(みんな私の体を通り抜けていく)
I can feel it, I can feel it(感じるの、感じるのよ)
この曲のタイトルが、Magic。英語では、手品も魔法も両方、magicでOKのようですね。意味の幅が広いんでしょう。あなたに恋をして、魔法にかかったみたいよ、と言うことを歌っているのだと思います。その魔法の一つが、上のフレーズ。恋愛をして、魔法にかかったような気分になって、まるで星々が、自分のすぐそばで煌めいているような、そして、その星空が自分の体を通り抜けていくような。そんな素敵な恋をしている人が羨ましいですが、音楽に乗って、体を動かせば、そういう世界に少し入り込めるのかも知れません。
花火大会に参加するのは、今年は難しいですが、心の中で、煌めく星の光を楽しみましょ。
あと、英語的に面白いと思うのは、主語がThe stars、そしてそれを受けるtheyに変わり、次はit、体の中を通り抜けていくのが煌めく星theyだとちょっと痛そうですが、itに変えているんです。意識される空間として、星々(The stars= they)だけではなく、その星空全体(it)が体を通り抜けていく、という感じなのかな。なので、主語がitなんですね。It is raining. みたいな。これ、すごい上手い。そして、最後はそのitが、feel itとなって主語ではなく最後尾に来てるわけです。この辺り、feel it のlit、が曲のタイトルでもある、magicのgic と韻とまでも行かなくても、似た母子音や長短の組み合わせで、magicという単語との連想感があると思うんです。詞がすごいよくできてると思います。
曲のこの部分です。
この部分だけ、再度再生されたい方は、ページ全体をリロードしてください。1曲全部を聴きたい方は次からどうぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿