ネット通販で海外から何足か取り寄せたソックス。タンスの中で1組眠っていたのですが、新年だし、そろそろ履こうかなと思って、年明けの1月5日ごろ、開封したんです。このソックスは、左右別にデザインされているんですが、開けてみたら、なんと、右足用(right)が二つ入っていて、左足用が入っていませんでした。参ったな、フェデックスで返品することになるのか、購入後時間も経ってるし、面倒だなと思いました。でも、あれ、ちょっと待てよ。これラッキーかも、超ラッキーかも、と嬉しくなってしまいました。リトモス54ときっと関係があるその理由を書きますね。
英語に、 “(have) two left feet” という表現があるんです。直訳すれば、左足が二つ(ある)という意味なんですが、イディオム的に、「不器用でダンスが下手」というふうに使われることが多いんです。(1)左足が二つ実際にあったら、踊りにくいでしょう。(2)英語で右はrightで、いい語感があります。正しいという意味も持ちますし。左はleftですから、取り残された、みたいな意味もあって、語感的にちょっとネガティブなんですね。以上、(1)(2)のことから、「不器用でダンスが下手」っていう意味が出てくるみたいです。これは最近のスラングというよりは、昔からある言い回しみたいです。
通販で買ったソックス、両方とも右でした。両方とも左だったらめげそうですが、両方右が出た(笑)のですよ。なんか、「ダンスが上手になる」というおみくじを引き当てたみたいで嬉しくなっちゃんたんです。
リトモス54の話はまだ?はい、すぐ次に書きます。だけど振付の話は書きませんよ。
54-1のウォームアップの曲、Better when I’m dancing (踊っているともっと気持ちいいの)の歌詞の世界は、ざっくり言うと、ダンスはとっても楽しいわ、あなただってきっと踊れるわ、楽しめるわ。という感じです。その歌詞の5行目ほどに、Just move those left feet というフレーズが出てきます。直訳だと、「あなたのその2つの左足を動かして(そして踊ってみて)」っていう意味です。
作詞家、本当にうまいな、と思うんですが、two left feet って書いちゃうと、イディオムそのままの表現だから、その下手な足で踊ってみなよ、って嫌な感じの訳になっちゃうと思うんですけど、twoをthoseに変えてボカしてるんですよね。歌詞中にベイブって呼びかけがあるんです。単数形だから一人の人に対して呼びかけているということになります。すると、feet は二つしかないわけで、those left feetはtwo left feet と数のカウントとしては同じなんです。同じものを指しつつ、表現だけ変えたわけです。歌詞のJust move those left feet を、作詞家の意図を汲んで、今度は噛み砕いて和訳してみると「ちょっと苦手って思ってるかもしれないけど、気にしないでいいから、足を動かして踊ってみて」こんな感じかと。Ritmosの1曲めはこういう感じの、元気出して、さあ踊ろう、みたいな曲が多いです。よく考えられてるなと思います。
ソックスの袋を開けてみたら両方右足用だったので、最初ガッカリしたけど、英語のtwo left feet の逆バージョンだから、ラッキーと思ったと書きました。なぜ、さらに超ラッキーと思ったかわかります?リトモス54が始まるこの1月に、曲にその英語の表現が出てくるまさにそのときに、起こったからですよ。
アメリカの公共放送、Voice of Americaが英語学習者向けにこの表現two left feetを楽しく解説してくれる動画を出しています。映っている男性、ダンスレッスン中に何度も転んじゃったんだそうです。1分間の動画です。
https://learningenglish.voanews.com/a/english-in-a-minute-two-left-feet/3661248.html
いったんは返品しようと思った商品ですが、このtwo right feetのためのソックス、お守りにします。
少し長くなっちゃいました。最後まで読んでくださった皆さんに、アメリカンジョークで笑っていただきましょう。
「なんで犬はダンスが下手か知ってる?」
「もちろん。だって、犬は左足が二つあるからね。 」
いかがでした?
でも、実はdanceがうまい犬も多いのですが。ペアダンスしてる犬の動画、見ていってください。
→「犬とペアダンス?」
ありがとうございました。
英語に、 “(have) two left feet” という表現があるんです。直訳すれば、左足が二つ(ある)という意味なんですが、イディオム的に、「不器用でダンスが下手」というふうに使われることが多いんです。(1)左足が二つ実際にあったら、踊りにくいでしょう。(2)英語で右はrightで、いい語感があります。正しいという意味も持ちますし。左はleftですから、取り残された、みたいな意味もあって、語感的にちょっとネガティブなんですね。以上、(1)(2)のことから、「不器用でダンスが下手」っていう意味が出てくるみたいです。これは最近のスラングというよりは、昔からある言い回しみたいです。
通販で買ったソックス、両方とも右でした。両方とも左だったらめげそうですが、両方右が出た(笑)のですよ。なんか、「ダンスが上手になる」というおみくじを引き当てたみたいで嬉しくなっちゃんたんです。
リトモス54の話はまだ?はい、すぐ次に書きます。だけど振付の話は書きませんよ。
54-1のウォームアップの曲、Better when I’m dancing (踊っているともっと気持ちいいの)の歌詞の世界は、ざっくり言うと、ダンスはとっても楽しいわ、あなただってきっと踊れるわ、楽しめるわ。という感じです。その歌詞の5行目ほどに、Just move those left feet というフレーズが出てきます。直訳だと、「あなたのその2つの左足を動かして(そして踊ってみて)」っていう意味です。
作詞家、本当にうまいな、と思うんですが、two left feet って書いちゃうと、イディオムそのままの表現だから、その下手な足で踊ってみなよ、って嫌な感じの訳になっちゃうと思うんですけど、twoをthoseに変えてボカしてるんですよね。歌詞中にベイブって呼びかけがあるんです。単数形だから一人の人に対して呼びかけているということになります。すると、feet は二つしかないわけで、those left feetはtwo left feet と数のカウントとしては同じなんです。同じものを指しつつ、表現だけ変えたわけです。歌詞のJust move those left feet を、作詞家の意図を汲んで、今度は噛み砕いて和訳してみると「ちょっと苦手って思ってるかもしれないけど、気にしないでいいから、足を動かして踊ってみて」こんな感じかと。Ritmosの1曲めはこういう感じの、元気出して、さあ踊ろう、みたいな曲が多いです。よく考えられてるなと思います。
ソックスの袋を開けてみたら両方右足用だったので、最初ガッカリしたけど、英語のtwo left feet の逆バージョンだから、ラッキーと思ったと書きました。なぜ、さらに超ラッキーと思ったかわかります?リトモス54が始まるこの1月に、曲にその英語の表現が出てくるまさにそのときに、起こったからですよ。
アメリカの公共放送、Voice of Americaが英語学習者向けにこの表現two left feetを楽しく解説してくれる動画を出しています。映っている男性、ダンスレッスン中に何度も転んじゃったんだそうです。1分間の動画です。
https://learningenglish.voanews.com/a/english-in-a-minute-two-left-feet/3661248.html
いったんは返品しようと思った商品ですが、このtwo right feetのためのソックス、お守りにします。
少し長くなっちゃいました。最後まで読んでくださった皆さんに、アメリカンジョークで笑っていただきましょう。
「なんで犬はダンスが下手か知ってる?」
「もちろん。だって、犬は左足が二つあるからね。 」
いかがでした?
でも、実はdanceがうまい犬も多いのですが。ペアダンスしてる犬の動画、見ていってください。
→「犬とペアダンス?」
ありがとうございました。
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