スペイン美女5人との会話

ある日の午後10時、新宿。小腹を満たそうといつもの店に向かっていた。

そうしたら、ヨーロッパ系のブロンドの女性5人組が道に迷っているようだった。こちらから話しかけはしなかったが、歩みを緩めて、関心があるような感じを出してみた。そうしたら、Would you please help us? (ちょっと助けてくれませんか)と聞いて来られたので、もちろん、と答えた。「ハイアットリージェンシーに行きたいのだけれど」と言われたので、「こっちですね」と近くの交差点まで案内して、あとは、Around there(あの辺ですよ)とビル街の該当する方角を指差した。そうしたら、もうちょっと付き合ってあげたかったんだけれど、Thank youと言われてしまった。お名残おしいので、「どちらのお国から?」と質問したら、

Spain

と。スペイン語を勉強している身としては、これは!なんかスペイン語で話さなきゃと思って、

お元気ですか
¿Como están?

と聞いたら

元気です
Bien.

て返ってきたよ。ちゃんと通じた。ここで歩行者用信号が青に変わって、彼女たちは向こう側に向かって歩き始めたので、挨拶しようと思って、次のようなことが頭の中を高速で駆け巡ったんです。

(リトモス55ー9のラテンの原曲の公式動画に出てくる、母親から息子へ、お弁当に添える手紙に、“Hijo ¡Ten un Feliz Día! “. 「息子よ、いい一日を」っていう表現が出てくるんです。今は夜だから、いい夜に変えればいいかと思って、Buena Noche か、でも、Ten は確か単数の相手に対する命令形だから、複数の相手にはどうするんだ?ああ、覚えてない。でも、まあ、そのまま使っても多分通じる。言っちゃえ)

いい夜を!
¡Ten una Buena Noche!

そうしたら、返ってきた。

おやすみなさい。
Buena Noche.

あ、そっか。その手があった。Buena nocheだけでもよかったんだ。残念。でも、十分通じた。

アルゼンチン旅行中にできた現地の友達と、英語でチャットしながら、スペイン語を混ぜてみたりはしたことがあったけど、実際の会話の中で、自分で言葉を選んで話して、かつ通じたのは、これがはじめてです。

リトモスやっててよかったな、と思いました。

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