リンゴ La manzana は禁断の (アルゼンチンの八百屋とリトモス47のラテン)

15年のブエノスアイレス旅行の写真を見直していたら、八百屋さんの写真が出てきました。日本と違う、お店のデコレーションに感心したことを思い出しました。野菜や果物がよく見える箱を店舗の前に積み上げて飾るんです。

美しいと思います。で、最上段にりんごがあります。manzana(マンサーナ) です。

リトモス47の9曲めのラテン、La mordidita (ラ・モルディディータ)にこんな歌詞が出てきます。和訳は筆者の拙訳です。

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Si dios, puso la manzana fue para morder
もし神が、そのりんごを齧ってみろと置いたのなら

Ay dios, pequemo' abrazaditos hasta el amanecer
おお神よ、二人で朝まで抱き合ってその罪を犯すのさ
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セクシーな歌詞ですよね。先ほどの単語、りんご、La manzana(ラ・マンサーナ)が歌詞の中に出てきています。リトモスの歌の世界は夢の中の世界なのかも知れませんが、リンゴという単語が現実世界との繋がりを感じさせてくれるなと思いました。

アルゼンチンに行って、そこはリトモスを踊っている世界であることを実感して帰ってきましたが、少しずつスペイン語を勉強していくと、そこはリトモスに歌われている世界、少なくともその背景となりうる世界であることを感じています。行ってよかったな、と改めて思っています。

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