単純な男ゴコロ

ブエノスアイレスで、リトモス参加第2本目のすぐ後のこと、いろいろと声をかけてくれた、アルゼンチン人のLさんに、お礼に、日本から持ってきたポッキーを渡そうと思って、マシンエリアに。そこでは先ほどのリトモスクラスで踊っていた3人の方が並んで、トレッドミルで走っていました。(ゆるくゆるく、井戸端ランでね。) 

皆さんにポッキーをあげようと思って、Lさんにお渡ししたら、返ってきた言葉が、

 "For me? I have an eight-year old son."
私に?私には8歳の子供がいるのよ。 

ヤバイ、好意があると思われたかな、と思い 

"Kind of, but please share it with everyone."
まあね、だけど、皆さんで分けてね

 と言っておきました。 後日Lさんに、どうしてあのとき、子供がいるのよ、なんて言ったのと聞いたら?

 「あなたは日本のお菓子をくれたじゃない。」

 と返ってきました。お菓子ですからね、子供にぴったりと。あーなるほど。「プレゼントは困るわ。私には家庭があるのよ。」という意味じゃなかった。考えてみれば、当たり前ですかね。

 異国の地で、ダンスハイになっていて、双方が自国語じゃない言語でコミュニケーションを取っているので、というハンディはあるにせよ、男性として意識されていると勝手に勘違いした、単純な男ゴコロのお話でした。

ーー
16年6月追記
あのとき、Lさん、"That's perfect for my kid" (私の子供にぴったりだわ)と言ってくれれれば、誤解がなかったなと。”I have a...”とか、「私」っていう情報を入れるから、男性が勘違いしちゃうんですよね。女性の皆様は二つの表現を相手に応じて変えてあげると、男ゴコロを操れるかもしれませんよ(笑)

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